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町では、買物・医療・介護など地域の様々な課題を解消すべく、「町民がワクワクしながら生活できる環境を提供する未来型シティの創出」をコンセプトに、吉備高原都市を区域として、政府が推進する「スーパーシティ」構想に取り組みます。
AIやビッグデータを活用し、地域が抱える様々な課題を解決し、社会の在り方を根本から変える「まるごと未来都市」の実現を、地域と事業者と国が一体となって目指す取り組みです。
また、スーパーシティの基本的なコンセプトは以下のとおりとなります。
(1)これまでの自動走行や再生可能エネルギーなど、個別分野限定の実証実験的な取組ではなく、例えば決済の完全キャッシュレス化、行政手続のワンスオンリー化、遠隔教育や遠隔医療、自動走行の域内フル活用など、幅広く生活全般をカバーする取組であること
(2)一時的な実証実験ではなくて、2030年頃に実現され得る「ありたき未来」の生活の先行実現に向けて、暮らしと社会に実装する取り組みであること
(3)さらに、供給者や技術者目線ではなくて、住民の目線でより良い暮らしの実現を図るものであること
という、この3要素を合わせ持ったものであると定義しており、これを「まるごと未来都市」と呼んでいます。
この「まるごと未来都市」の実現を支えるのが、大胆な規制改革です。
遠隔教育、遠隔医療、電子通貨システムなど、AIやビッグデータを効果的に活用した先進的サービスを実現しようとすると、どうしても、各分野の規制改革を、同時一体的に進めなければなりません。
そういう意味では、スーパーシティは、「まるごと規制改革都市」とも言えるかもしれません。
(内閣府ホームページより)
「スーパーシティ」構想については、以下のような領域(少なくとも5領域以上など)を広くカバーし、生活全般にまたがるとされています。
(1)移動、(2)物流、(3)支払い、(4)行政、(5)医療・介護、(6)教育、(7)エネルギー・水、(8)環境・ゴミ、(9)防犯、(10)防災・安全
町においても、地域の実情に応じて、上記の領域から5領域程度選定し、取り組んでいくこととしています。