吉備高原風致地区について

更新日：2016年12月12日更新印刷ページ表示

風致地区とは

　風致地区は、指定区域内の緑や水辺など良好な自然的景観を保持するため、都市計画法で指定される地域地区のひとつです。風致地区内では、一定の行為を行う場合は、あらかじめ許可が必要となります。

※平成２４年４月１日に、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の一部施行に係る関係法令の整備に関する法律（第２次一括法）により、面積１０ヘクタール以上の風致地区（２以上の市町村の区域にわたるものを除く。）に係る建築等の規制に関する条例の制定権限が岡山県から吉備中央町に移譲されました。

平成２７年４月１日より「吉備高原風致地区内における建築等の規制に関する条例」が施行されました。

「吉備高原風致地区内における建築等の規制に関する条例」[PDFファイル／265KB]

吉備高原風致地区

吉備高原風致地区図面[PDFファイル／805KB]

許可を要する行為

風致地区内では、風致の維持に影響を及ぼす次の行為を行う場合は、あらかじめ町長の許可が必要です。

建築物その他の工作物の新築、改築、増築または移転
宅地の造成、土地の開墾その他の土地の形質の変更
木竹の伐採
土石の類の採取
水面の埋立てまたは干拓
建築物等の色彩の変更
屋外における土石、廃棄物または再生資源の堆積

許可の基準

建築物その他の工作物の新築、改築、増築または移転　一覧表
区分	第１種風致地区	第２種風致地区
高さ	８ｍ以下	１２ｍ以下
建ぺい率	４０％以下	４０％以下
敷地境界からの後退距離	１ｍ以上	１ｍ以上
位置、形態、及び意匠	建築敷地及びその周辺における風致と著しく不調和でないこと建築敷地及びその周辺における風致と著しく不調和でないこと

宅地の造成、土地の開墾その他の土地の形質の変更

次の要件に該当し、かつ、風致の維持に支障を及ぼすおそれが少ないものであることとする。

植栽その他必要な措置を行うこと等により行為後の地貌が当該土地及びその周辺の土地の区域における風致と著しく不調和とならないこと並びに当該区域における木竹の生育に支障を及ぼすおそれが少ないこと。
木竹が保全され、または適正な植栽が行われる土地の面積の宅地の造成等に係る土地の面積に対する割合が３０％以上であること。

※１ヘクタールを超える宅地の造成にあっては、上記の要件のほか、次の要件に該当すること。

高さが５メートルを超えるのりを生ずる切土または盛土を伴わないこと。
森林で面積が１ヘクタール以上であり、かつ、風致の維持上特に必要であるものとしてあらかじめ町長が指定したものの伐採を伴わないこと。

※１ヘクタール以下の宅地の造成等で、高さが５メートルを超えるのりを生ずる切土または盛土を伴う場合は、適切な植栽を行うものであること等により、当該切土または盛土により生ずるのりが当該土地及びその周辺の土地の区域における風致と著しく不調和とならないものであること。

木竹の伐採

次のいずれかの要件に該当し、かつ、伐採の行われる土地及びその周辺の土地の区域における風致を損なうおそれが少ないものであることとする。

建築行為等をするために必要な最小限度の伐採
森林の択伐
森林の皆伐で伐採後の成林が確実であると認められたものであり、かつ伐採区域の面積が１ヘクタール以下のもの。

土石の類の採取

採取の方法が露天掘りでないこと。
採取を行う土地及びその周辺の土地の区域における風致の維持に支障を及ぼすおそれが少ないこと。

水面の埋立てまたは干拓

適切な植栽を行うものであること等により埋立てまたは干拓後の地貌が当該土地及びその周辺の土地の区域における風致と著しく不調和とならないものであること。
当該土地及びその周辺の土地の区域における木竹の生育に支障を及ぼすおそれが少ないこと。

建築物等の色彩の変更

変更後の色彩が、当該変更に係る建築物等の存する土地及びその周辺の土地の区域における風致と調和するものであること

屋外における土石、廃棄物または再生資源の堆積

堆積を行う土地及びその周辺の土地の区域における風致の維持に支障を及ぼすおそれが少ないものであること。

許可申請手続きに係る書類

お問い合わせ先

吉備高原都市事務所　　電話０８６６－５６－９３７７

＜外部リンク＞

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