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(写真左 : 沼本さん 写真右 : 竹内さん)
金型・精密部品メーカーのユーサン精密株式会社の同僚である沼本さんと竹内さん。現在のお仕事のやりがいや子供の頃から感じている吉備中央町での暮らしの魅力についてお伺いしてきました。
―この会社に入社された理由は何ですか?
A(沼本さん)
出身は吉備中央町ですが、大学時代は徳島県鳴門市に住んでいました。卒業する際に就職のことを父に相談すると今の会社を勧められました。うちの会社の製品は、ほとんどの車に使用されていると聞いたので、友達に自慢できると思って選びました。
―徳島で就職は考えなかったのですか?
A(沼本さん)
岡山の方が都会ということもありましたし、奨学金返済もあったので、町に帰り実家暮らしをしようと思ったのが一番の理由です。
―仕事内容を教えてください
A(沼本さん)
お客さん(グループ会社)から発注がきて品番と数量と納期、それぞれをきちんと守れるためにはどのように製品を生産するか計画をたてる業務です。急な追加や変更があった場合も柔軟な対応できるように日々頑張っています。
―やりがいはどんな時に感じますか?
A(沼本さん)
たとえば、設備トラブルや、情報の行き違いなどでどうしても出荷できないケースもあるのですが、そこをどういうふうに解決していくのかを考えています。そこでうまくいった時はとてもやりがいを感じます。
―吉備中央町の好きなところは何ですか?
A(沼本さん)
自然が多いところです。植物が好きですね。実家で母が庭でガーデニングをしていてバラなどの花を植えています。植物園に行かないと見られないような木が、自分の家で見ることができます。やはり土地が広いから好きに色々できるのだと思います。
他にもゴルフが好きな上司が、パター用の芝生を植えて庭に練習場を作ったというのも聞きました。そういうことも、ここだからできることではあると思います。
―吉備中央町で暮らして不便なことはありますか?
A(沼本さん)
小学生や中学生の頃、倉敷市や岡山市に遊びに行くとなると、一大イベントになります。まず各家の親御さんから許可をもらって、綿密な計画を立てていきます。交通手段がバスしかないのですが、便も少ないですし、ひどい時は半日ぐらいない時もあります。なので、1日のスケジュールをバチっと決めてから行かないといけないです。
あと、バス代でお小遣いが飛んでいきますね(笑)。岡山市内にいくと往復2000円ぐらいかかってしまいます。
大人になったら、車があればどこでもいけますが、それでも体調不良で運転できない時は困りますね。お酒を飲む人も、お酒を飲んだらどこにもいけなくなっちゃうので、気軽に飲めないというのもあります。
―徳島と比べて違うところは何ですか?
A(沼本さん)
鳴門市は海が近いので、風がものすごく強くて雨も横風でした。こっちはあまり雨も降らないし、天気がいいというのが全然違うところですね。
ー移住を考えておられる方に向けてメッセージはありますか?
A(沼本さん)
コロナ禍で「ベリーグッドカード(電子マネー機能付きのポイントカード)」というものが配布されました。町内で使えるプリペイドカードみたいなものです。最初は住民全員に1万円ずつ入ったものが配布されました。とても生活の助けになりましたね。それが1回だけじゃなくて何回かありました。そういう行政の手厚い制度がすごくいいなと思いました。そういった面でも吉備中央町はとても住みやすい町です。
―竹内さんは吉備中央町出身ですか?
A(竹内さん)
吉備中央町出身で、外に出たことはないです。
―この会社に入社された理由は何ですか?
A(竹内さん)
私も実家暮らしですが、就職を考えた時にたまたま募集があったので入社しました。
―この会社の魅力はなんです?
A(竹内さん)
入社したばかりの時は、とても緊張していましたが、最初に教えてもらった先輩がとても親身になってくれて、周りの方もとても優しくて人間関係に恵まれていると思います。
―仕事内容は?
A(竹内さん)
一般的な電話や来客対応、納品書や請求書の作成業務を行なっています。
―やりがいを感じることは何ですか?
A(竹内さん)
まだまだ未熟ですが、従業員さんから扶養のことや年末調整などの質問をされた時に「ありがとう」と言われると、とてもやりがいを感じます。
―吉備中央町の魅力は何ですか?
A(竹内さん)
大阪に遊びに行った時、ショッピングモールの人混みで疲れてしまったんです。その時に「早く帰りたいなー、落ち着くところがいいなー」と思いました。吉備中央町はとてもホッとできる町だというところが魅力だと思います。
―吉備中央町で不便なを感じることはありますか?
A(竹内さん)
沼本さんと同じですが、高校時代に友達と岡山で会う約束をした時に、やはり交通手段が少いのは不便でした。往復2000円かけていくのも大変でした。
―コミュニティなど入られていますか?
A(竹内さん)
子供の頃に、9年間陸上クラブに入っていました。兄弟もみんな入っていましたよ。違う学校や地区の子供たちもきていたので交流の場になっていました。
―移住の人に向けてメッセージなどありますか?
A(竹内さん)
吉備中央町は自然豊かで私の中で「落ち着ける」というのがキーワードになっています。夜はとても静かでカエルの鳴き声しか聞こえないです。それがとても落ち着く音として聞こえてきます。特に都会で疲れている人にとってはとてもいいと思います。
沼本さん、竹内さん、ご協力いただきありがとうございました!
ほどよい田舎感で「ほっとできる町」というコメントが印象的でした。たしかに、時間の流れが都会よりはゆったりしているような感じがします。
自然豊かな吉備中央町で、のんびり田舎暮らしはいかがですか?
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