本文
今年も、遠く東南アジアからブッポウソウが町に飛来してきました。この野鳥は、絶滅の危機にある種として環境省のレッドデータブックに記載されている鳥です。
この鳥を、日本野鳥の会 岡山支部では、岡山県内で吉備中央町を中心にして、巣箱の設置等を行い十数年に渡り保護活動を行っています。今では、100つがいほどが確認されています。
この鳥は、子育てをするために飛来しており、4月下旬から8月頃まで見られますが、観察にあたっては、「観察時のお願い」をご覧の上、ご協力いただきますようお願いします。
町では、ブッポウソウの繁殖地として加茂川エリア全域を天然記念物に指定するとともに、賀陽エリアにも巣箱を設置し保護活動を行っています。このすばらしい自然環境をみんなで守っていきましょう。
営巣場所選定期(5月初旬から5月下旬)
抱卵、抱雛期(5月下旬から6月下旬)
給餌期(6月下旬から7月下旬)
巣立ち(7月中旬から7月下旬)
※8月に入ると朝、夕を除きブッポウソウの姿を見ることはあまりなく、9月には姿を消します。また、全期間とも雨天時は枯れ木や檜の頂上に止まって、殆ど活動せず、視界が悪い日は観察に適しません。
現在、ブッポウソウが飛来していますが、観察にあたり、次のことをお守りください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)