(趣旨)

第1条　この規則は、吉備中央町お試し暮らし住宅条例(平成27年吉備中央町条例第15号。以下「条例」という。)第9条の規定に基づき、吉備中央町お試し暮らし住宅(以下「住宅」という。)の管理及び運営に関し必要な事項を定めるものとする。

(名称及び構造等)

第2条　条例第2条に規定する住宅の名称及び構造等は次のとおりとする。

(利用の申請)

第3条　条例第4条の規定により住宅を利用しようとする者は、利用を開始する日の10日前までに吉備中央町お試し暮らし住宅利用申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)を町長に提出しなければならない。ただし、町長がやむを得ない理由があると認めたときは、この限りでない。

(利用の許可)

第4条　町長は、前条の規定による申請書の提出を受けたときは、その内容を審査し、住宅の利用が適当と認めたときは、吉備中央町お試し暮らし住宅利用許可書(様式第2号。以下「許可書」という。)を交付するものとする。

(契約)

第5条　許可書の交付を受けた者(以下「利用者」という。)は、借地借家法(平成3年法律第90号。以下「法」という。)第38条の規定に基づく契約について吉備中央町お試し暮らし住宅定期建物賃貸借契約書(様式第3号。以下「契約書」という。)により町長と締結し、住宅を利用しなければならない。

(利用期間)

第6条　住宅の利用期間は、条例第6条の規定に基づき、前条に規定する契約書において定めるものとする。

(使用料)

第7条　条例第7条の規定により定められた料金は、住宅使用料とし、光熱水費(電気料金、水道料金、ガス料金)及びし尿収集料、日本放送協会放送受信料、飲食費、寝具、その他日常生活にかかる消耗品並びに住宅に備え付け以外の機器及び備品に要する費用は、利用者の負担とする。

(利用者の遵守事項)

第8条　利用者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(行為の制限)

第9条　住宅及び敷地内において、次に掲げる行為を行ってはならない。

(利用許可の取消)

第10条　町長は、利用者に前2条の規定に違反する行為があったと認めたときは、第3条の規定による利用許可を取消すことができる。

(住宅の明渡し)

第11条　利用者は、利用期間満了日又は前条の規定に基づき利用許可を取消された場合は、直ちに住宅を明渡さなければならない。この場合において、利用者は、通常の利用に伴い生じた損耗を除き、住宅を原状回復しなければならない。

(立入り)

第12条　町長は、住宅の防火、火災の延焼及び構造の保全並びにその他住宅の管理上特に必要があると認めるときは、あらかじめ利用者の承諾を得ることなく、住宅内に立入ることができるものとする。

(設備又は備品の搬入)

第13条　利用者が住宅の利用に当たり、設備又は備品の搬入をしようとするときは、町長の許可を受けなければならない。

(事故免責)

第14条　住宅が通常有すべき安全性を欠いている場合を除き、当該住宅での事故及び滞在期間中に住宅外で発生した事故に対して、町はその責任を負わないものとする。