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ブッポウソウ


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印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月12日更新

ブッポウソウとは

今年も、遠く東南アジアからブッポウソウが町に飛来してきました。この野鳥は、絶滅の危機にある種として環境省のレッドデータブックに記載されている鳥です。
 この鳥を、日本野鳥の会 岡山支部では、岡山県内で吉備中央町を中心にして、巣箱の設置等を行い十数年に渡り保護活動を行っています。今では、100つがいほどが確認されています。
 この鳥は、子育てをするために飛来しており、4月下旬から8月頃まで見られますが、観察にあたっては、「観察時のお願い」をご覧の上、ご協力いただきますようお願いします。

ブッポウソウ

天然記念物(町指定)  ブッポウソウ繁殖地

町では、ブッポウソウの繁殖地として加茂川エリア全域を天然記念物に指定するとともに、賀陽エリアにも巣箱を設置し保護活動を行っています。このすばらしい自然環境をみんなで守っていきましょう。

繁殖日程及び行動

  営巣場所選定期(5月初旬から5月下旬) 

  • 昼間でも観察できますが特に朝、夕活発に行動します。

  抱卵、抱雛期(5月下旬から6月下旬)

  • 巣箱の外に居るブッポウソウは半減します。巣箱を監視するように少し離れた枯れ木や檜の頂上に止まっています。

  給餌期(6月下旬から7月下旬)

  • 給餌の最盛期は7月初旬から7月中旬。雌雄が頻繁に餌を巣箱へ運ぶので最も観察しやすい時期です。

  巣立ち(7月中旬から7月下旬)

  • 巣立ち直後の約1週間はヒナは巣箱付近で親から餌を受け取ります。この頃が成鳥・幼鳥を含め最も個体数が多い時期です。

※8月に入ると朝、夕を除きブッポウソウの姿を見ることはあまりなく、9月には姿を消します。また、全期間とも雨天時は枯れ木や檜の頂上に止まって、殆ど活動せず、視界が悪い日は観察に適しません。

観察時のお願い

  現在、ブッポウソウが飛来していますが、観察にあたり、次のことをお守りください。

  • 警戒心が強いため、巣箱にはあまり近寄らないでください。
  • 近距離(50m以内)から長時間、長時間(20分以上)の観察や写真撮影はご遠慮ください。
  • 保護活動にご協力ください。  
  • 許可なしに水田の畔、畑地へは絶対に入らないでください。
  • 民家の近くで観察する際は、その家に声をかけてください。
  • 狭い道路が多いので、交通の邪魔になるような駐車はしないでください。また狭い農道に車を乗り入れないでください。
  1. ブッポウソウ観察Map [PDFファイル]
  2. ブッポウソウ観察撮影マナー [PDFファイル]

   紹介パンフレット:私たちの町にやってくる ブッポウソウ[PDFファイル]


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